bp18.抜きマップ表示
久々更新です。たまに触って覚えたことも忘れてしまうそうになるので
メモ代わりに更新です。
表示の抜きマップ
(操作画面作成 blender2.58)
ビューポート上で抜きマップを表示します。
ここを見てるユーザさんはほとんどPTC関連の方だけだと思うので
ブレンダーのソフトウェアレンダリング機能は使ってないと思います。
マップを表示してモデル確認する際にビューポート上で
ぐるぐる回しながら確認、ってのはよくやると思うのですが
■雪華の花嫁の髪を読み込んで表示させたところ
(※90度X軸回転で起こしています)
こんな感じで本来透明になるところが白表示されていますよね?
モデリング上、抜きマップを表示して作業することは必要ですよね。
テクスチャ表示のモードはここから
ショートカットはAlt+Zでトグル(Solid⇔Texture)
Zだけだと(Wire⇔Solid)
ビューポート上で
Nキー、下のほう
メニューからだと下メニューView>Properties
MultiTexture→GLSL表示に切り替えます
多分真っ黒表示になるはず
モデルを選択した後にマテリアルアイコン選択
Emitの値を1
あるいはShadelessをチェック
コレでテクスチャは表示されたはず
Transparency チェック
(Z Transparency になってるのを確認)
テクスチャアイコン選択
空白部分を選択して抜きのテクスチャ追加します
PTCからエキスポートされた画像ファイルは
アルファつきのTGAかPNGですので同じマップを適用します
2枚目のテクスチャが追加されます
この時点で追加されたテクスチャが崩れてると思うので
テクスチャ下のほうにスクロール
コーディネイトをUVに変更します
アルファを適用
同じくマテリアル項目
ちょいと上に戻って
Image Sampling
Alpha:Useをチェック
さらに下のほう
Influence
Color はチェックはずす
Alphaにチェック
BlendモードをMultiplyにします
これで表示完了です。
エッジの黒味部分はグラボの性能によって抜けたり抜けなかったりするみたいです。
PTCの表示でもそうなのですが同じオブジェクトのアルファ部分が重なってしまうと
表示がおかしくなるのは仕方ないみたいです。
別のオブジェクトと重なる場合はちゃんと抜けます。
PTC公式時代で同じ広場でINした方に表示状態を聞いたのですが
その方のグラボでは重なってもちゃんと表示されているということなので
コレばっかりは仕方ないでしょうね。
なお、今回は正確に表示するためにテクスチャ2枚読み込みを行ったのですが
簡易表示であれば1枚でもいけます(上の画像追加を省いて colorとalphaにチェック)
ただし、このやり方だとRGB画像のほうにもMultiply表示が適用されてしまうため
若干色味が変わってしまいます。
チェック用だし、正確に表示されなくてもいいよ!どうせPTCで貼り付けるし。
という方は後者の方法でさくっと設定。手間はだいぶ減ります。
2枚テクスチャ適用されていますが
上がRGB(mixモード)下がアルファ(multiplyモード)の設定
順番を入れ替えると若干透明度が変わります。
どちらが正解かはこの時点ではわからないので
正確にアルファ表示させたい方はPTCの表示と比べていいほうを適用してください。
- 最終更新:2013-02-13 09:20:29